成功事例
ディズニー、差別的な男女の役割を象徴するTシャツの販売を中止
ディズニーが発売したTシャツについて、「ヒーローになろう(BE A HERO)」が男児用のみ、「ヒーローがほしい(I NEED A HERO)」が女児用のみだったことに異を唱えた女子大生のグループが248人の賛同を集めたところ、Tシャツの販売が中止されました。
http://www.change.org/petitions/disney-stop-selling-sexist-avengers-t-shirts
ここ数年、ディズニーは「お姫様と活発な男性主人公」という典型的なストーリーだけでなく、自分たちのために立ち上がって戦う、物怖じしない女性キャラクターを主人公とする作品も製作してきました。
2012年のスーパーヒーロー映画「アベンジャーズ」の公開後、映画キャラクターがデザインされたTシャツが販売されましたが、「BE A HERO」と書かれたTシャツは男児用のみ、「I NEED A HERO」と書かれたTシャツは女児用のみでした。
アメリカの女子大学生が中心となり活動しているメディア・アクティビスト・グループ「Powered By Girl」は、今の時代に合わない差別的な男女の役割を象徴するとして、ディズニーCEOのロバート・アイガーとディズニー・コンシューマ・プロダクツ代表に対してキャンペーンを始めました。
そして、248人の賛同者が集まったこのキャンペーンにより、Tシャツの販売中止が決まりました。
なお、このアベンジャーズTシャツに関しては、別のキャンペーンでも販売中止を求める声が上がっていました。