キャンペーンガイド

Change.orgキャンペーンガイド|キャンペーンの作り方は「いかのおすし」が大事

たくさんの賛同を集め、社会に変化をもたらすキャンペーン(※)の作り方、文章の書き方はどうしたらよいでしょうか。

※Change.org(チェンジ・ドット・オーグ )ではオンラインで署名を集めながら世論喚起を行い、変化を起こそうとする一連のアクションをキャンペーンと呼んでいます

実は、賛同が集まりやすいキャンペーンには「いかのおすし」の要素が入っています。「いかのおすし」といえば、警視庁が子どもの防犯のために考案した標語として有名ですが、ここでは次の5つです。

い :今だ!というときに
か :感情がこもっていて
NO :NO知識の人にもわかる
す :ストーリーがあって
し :勝算が高い

詳しくみていきましょう!

い :今だ!というときに
今このキャンペーンが重要である理由が、他の人たちに伝わりやすいようにタイミングや表現を工夫しましょう。

  • 時事性のあるニュース
    ニュースをみて、これはひどいなと思うことがあったら、1か月待つよりはその日のうちに立ち上げてしまったほうが伸びるでしょう。
  • 季節性のある内容
    学校にエアコンを設置してほしいというキャンペーンであれば、真冬にたちあげるより、たくさんの人が暑さと闘っている夏に話題がもりあがるよう計画したほうが共感を呼びやすいです。
  • 法律などが見直されるタイミング
    「10年に一度の改訂チャンス!学習指導要領にLGBTを入れてほしい」というタイトルと「学習指導要領にLGBTを入れてほしい」というタイトルだったら、前者のほうが、事情をよく知らない他の人たちに、なぜ今行動してもらう必要があるのかが伝わります。

か :感情がこもっていて

変えたいと思っている事柄について説明するだけでなく、なぜあなたが変えたいと思っているのかもキャンペーン文に含めてみましょう。

A大学のB寮は近く取り壊されるとのことですが、意思決定のプロセスには問題があります。当局の7月13日付けの通知によれば・・

からはじまるキャンペーン文よりは

私はA大学のB寮の卒業生です。大正生まれの歴史ある建物や、自分たちで壁画を描いた食堂がもうすぐ壊されると聞いて、なんとか寮を守りたいとこのキャンペーンを立ち上げました

の書き出しのほうが、共感を呼びやすいでしょう。

NO :NO知識の人にもわかる

目安としては「中学生が読んでわかるような文章」を心がけるとよいでしょう。オンライン署名を使ったキャンペーンの強みは、その問題をこれまでまったく知らなかった人にも「こういう問題があるんだ」と情報を広く届けられるところにあります。テレビや新聞では知られていない問題を伝えるのもキャンペーンの力です。せっかく立ち上げるのであれば「内輪にしか伝わらない専門用語」や「わかる人だけわかればいい」という表現ではなく、その分野の知識がまったくない人が読んでもわかるような書き方を心がけましょう。

す :ストーリーがあって

あなたがこの問題に関心を持つようになったきっかけがあるなら、そのストーリーも差し支えない範囲で書いてみましょう。
たとえば「車いすでも使いやすいタクシーを増やしてほしい」というだけでなく「車いす利用者である自分が3台連続でタクシーに乗車拒否をされてしまったこと」などを書くと、これまで無関心だった人たちにも背景がよく伝わります。

し :勝算が高い

このキャンペーンに賛同したら本当に変化がおきそうだと思ってもらえるような戦略を考えてみましょう。「プラスチックの使い捨て文化をやめよう」という呼びかけよりは「Aコーヒーは紙ストローを使っているのだから、Bコーヒーも紙ストローに切り替えてください」など、具体的かつ事前にリサーチをおこなったキャンペーンのほうが勝算は高く、他の人たちからも関心を集めやすいです。

Change.org では、だれでも無料で、自由にキャンペーンが立ち上げられます。「いかのおすし」を踏まえて、みなさんもぜひチャレンジしてみてください。

Written by
Change.org
1月 1, 2017 10:10 am