オンライン署名を立ち上げ、たくさんの賛同を集めたら、いよいよ署名提出の段階です。オンライン署名の宛先にしている相手とはどのように連絡を取り、提出の際にはどのようなことに気をつけたら、効果的な話し合いになるでしょうか。提出にあたってのポイントを整理しました。 ※Change.org(チェンジ・ドット・オーグ )ではオンラインで署名を集めながら世論喚起を行い、変化を起こそうとする一連のアクションをキャンペーンと呼んでいます 署名を提出しにいこう ⑴ 提出の方法について ⑵ メディアに連絡を取ろう ⑶ 要望だけでなく質問をしよう ⑴ 提出の方法について 集めた署名簿を提出したいこと、担当者と意見交換の時間を設けたいことを先方に伝えて、提出日時の調整を行いましょう。省庁に提出に行く際などは、個人で開始したオンライン署名だったとしても、団体という形で申し入れた方が受け入れられやすいため、署名活動を通じて仲間になった人たちで団体を作るのもよいでしょう。 集めた署名簿は直接手渡し、担当の方と意見交換の時間を設けるのがベストですが、様々な事情によって手渡しが難しい場合には「署名簿を郵送する」「メールへのPDF添付など、電子媒体で提出する」など方法もあります。この場合にも、提出する前後に電話やメールで問い合わせをすることをお勧めします。 署名簿のダウンロード方法についてはこちらを参照ください。 ⑵ メディアに連絡を取ろう 提出の際には、できるかぎりメディアに知らせましょう。詳しいやり方については「 5. メディアに連絡をとる方法」もご覧ください。賛同数を記載したこちらのようなボードをA3以上のサイズで作成して持っていくと、映像や写真にもインパクトが出ます。 メディアが関心を持ってくれた場合、署名提出が記事になるだけでなく、メディアの側も独自でその問題について大臣や市長、企業の広報担当などについて取材を行い、さらなるコメントを引き出せるかもしれません。 署名提出は、オンライン署名にもっとも注目が集まりやすいタイミングなので、立ち上げてから提出までの経緯や、なぜ立ち上げようと思ったのかといった背景などについて、うまく話せるようにメモなどを作っておくとよいでしょう。 ⑶ 要望だけでなく質問をしよう 提出および意見交換の際には、先方に聞きたい質問をあらかじめいくつか用意しておきましょう。要望される側としてみれば、「〜してください」と言われるだけであれば、ある意味では負担は少なく、「検討します」と回答して受け流すことも可能なのですが、細かく質問をされた場合には、それについて回答しなくてはいけないので、より誠実に対応しなくてはならなくなります。 あらかじめ質問を用意しておくことで、単に「受け取りました」という返事以上に相手の考えていることが引き出せる可能性があります。提出後の署名活動の展開の参考にもなるでしょうから、事前に用意をしておくとよいでしょう。 署名提出によって署名活動が一区切りになる場合もありますし、場合によっては、追加の署名簿のみを数ヶ月後に出しに行くなどの戦略もあるでしょう。もし想いが届いて変化が生まれた場合には、ぜひ署名ページの成功宣言をしてください。
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Change.orgキャンペーンガイド|署名を提出しにいこう
Written by Change.org · January 15, 2017 10:30 am -
Change.orgキャンペーンガイド|メディアに連絡をとる方法
「変えたい」と願う人たちの想いが賛同数としてどんどん増えていく様子は、メディアからも関心を持ってもらいやすいものです。キャンペーン(※)を立ち上げたら、ぜひメディアにもこの運動を知ってもらえるように、取材を受ける準備をはじめましょう。 ※Change.org(チェンジ・ドット・オーグ )ではオンラインで署名を集めながら世論喚起を行い、変化を起こそうとする一連のアクションをキャンペーンと呼んでいます。 メディアに連絡をとる方法 1 提出の際にはメディアに連絡しよう 2 どんな記事を書いてほしいか考える 3 メディアの連絡先をさがす 4 取材依頼文を書いてみる 5 記事がでたら進捗で共有しよう 1 提出の際にはメディアに連絡しよう たくさんの人の想いが詰まった署名簿をいよいよ提出にいく段階になったら、ぜひメディアにも連絡をして取材してもらいましょう。賛同数が数百通程度でも記事になることはあります。 個人や小さなグループが国や自治体、企業などの大組織を相手に要望をする際にも、メディアがそのことを報じてくれれば提出を受け取る側にとっては「きちんと検討しなくてはいけない」というプレッシャーが生じます。 2 どんな記事を書いてほしいか考える 実名ではなく仮名を使いたい、メンバーのうち二人がテレビにも出演OKなのでその人たちを中心に撮影してほしいなど、プライバシー保護のために伝えたいことがあれば、事前に伝えることができます。これまで新聞やテレビで報じられなかった当事者の声にぜひ焦点をあててほしい、などの希望がある場合には、キャンペーンによせられたコメントを整理して、メディアが紹介しやすいように資料などにまとめて準備しておくのもよいでしょう。「 第5回 キャンペーンの進捗を使いたおす!」でご紹介したように 進捗投稿にアンケートフォームを流し、体験談を集めてみる方法もあります。 3 メディアの連絡先をさがす その課題について、これまで熱心に扱っているメディアはありますか?「以前読んだ記事が素晴らしかったので、担当した記者さんに私たちのキャンペーンについてもぜひ取り上げてほしい」など新聞社などに電話して要望を伝える方法もあります。新聞やウェブの記事によっては冒頭段落や記事末尾に担当記者の名前が記載されている場合もあるので、その人宛に連絡を取ってみるのも一つの手段です。今は記者個人や編集部全体がSNSアカウントを持って読者とコミュニケーションを取っている場合もあるので、「媒体名+記者名」(XX新聞+名前)や「媒体名+部署」(XX新聞社会部)などでインターネット検索をしてみて連絡先を探すという手もあります。 地域の話題に関するキャンペーンの場合には、市役所や県庁などの代表電話にかけて「広報・公聴を通じて記者クラブあてに取材依頼の連絡をしたい」と問い合わせをすると、記者クラブ所属のメディア各社に取材依頼文を配布することができるはずです。FAXで取材依頼文を送ってくださいと言われた場合、コンビニ等から送ることもできます。 4 取材依頼文を書いてみる A4で1〜2枚程度のこちらのような取材依頼文を作成しましょう。提出の日時や場所だけでなく、発信者がどのような人物・団体で、なぜこの活動をしているのかも簡単に紹介しておくと良いでしょう。「2 どんな記事を書いてほしいか考える」に沿って、プライバシーに関する配慮事項や、当事者の手記のコピーを当日は配布する予定であることなども必要に応じて盛り込みます。 手渡しの場面にメディアが立ち会えない場合でも、提出の前後にそれぞれメディアの人たちとやりとりできる時間を設け、提出の意気込みや、提出した際の感触についてなどを話せるようにするとよいでしょう{提出先の建物の敷地内、あるいは敷地の近くで取材を受けていても大丈夫な場所があるか、あらかじめ確認しましょう)。 5 進捗で共有しよう 活動の様子が記事になったら、ぜひキャンペーンの進捗投稿で賛同者のみなさんと共有しましょう。オンライン記事の場合は記事のURLを載せるのも忘れずに。SNSで拡散され、たくさん記事が読まれるようになれば、その記事をきっかけに、他社メディアからも取材の問い合わせがくるかもしれません。 なお、提出にあたっては、賛同数を記載したこちらのようなボードをA3以上のサイズで作成して持っていくと、映像や写真にもインパクトが出ます。提出の相手先とのやりとりのコツは「6. 署名を提出に行こう」をご覧ください。
Written by Change.org · January 1, 2017 10:25 am -
Change.orgキャンペーンガイド|署名ページのお知らせ機能を使いたおす!
Change.org (チェンジ・ドット・オーグ )の署名ページには「お知らせメール」という便利な機能があります。 署名ページの下部分にある[お知らせを投稿する]ボタンにてお知らせ文を投稿すると、新しい情報がサイトに表示される他に、これまで賛同した人たちに一斉に通知メールが送信されます(メール配信をOFFにしたユーザーを除く)。1万人の賛同があれば、その賛同者に進捗投稿のたびに連絡をとることが可能になります。あなたのオンライン署名を盛り上げるため、メールマガジンとして使いたおしましょう! お知らせメールの活用方法 ⑴ オンライン署名の活動報告を行う ⑵ 署名ページの拡散を呼びかける ⑶ 一緒に活動する人を募集する ⑷ 関連するニュースや記事を共有する ⑸ 特定の時間にハッシュタグで投稿することを呼びかける ⑹ ウェブアンケートで体験談を募集する ⑺ 寄付を呼びかける ⑻ イベントの案内を送る ⑼ パブリックコメントを書くよう呼びかける ⑽ 地元の政治家に電話やメールをしてもらうよう呼びかける ⑴ オンライン署名の活動報告を行う 「署名提出の日程が決まりました」「先方と第一回の話し合いを行いました」「明日のラジオに出演します」など、オンライン署名に関する活動報告を行いましょう。 ⑵ 署名ページの拡散を呼びかける 賛同者の方々に、さらなる拡散を呼びかけましょう。「来週の提出までに賛同数を2万まで伸ばしたい」「5月5日のこどもの日にあわせて拡散してほしい」など目標やタイミングを設定するのもよいでしょう。 ⑶ 一緒に活動する人を募集する 無料で作成できるウェブアンケートのフォームを流し、活動の仲間を募集する方法もあります。名前や連絡先、活動に参加したい理由、居住地、得意なこと〔動画が作れる、デザインができる、法律や制度に詳しいなど)を書いてもらい、良さそうな人にこちらから声をかける方法があります。 ⑷ 関連するニュースや記事を共有する 変えたいと思っている課題に関するメディアの記事や、よくまとまっているブログ記事などを共有できます。あなたの署名ページが取材された場合もぜひ賛同者の方々と共有しましょう。 ⑸ 特定の時間にハッシュタグで投稿することを呼びかける 「●月●日の夜8時に、一斉にこのハッシュタグで投稿してください」などを呼びかけることで、Twitterのトレンドワード入りをめざす方法があります。これまで無関心だった人たちにも、あなたが変えたいと思っている話題について知ってもらうチャンスになります。 ⑹ ウェブアンケートで体験談を募集する 「だれがどんなことに困っているのか」を具体的に示すエビデンスは、私たちが思っている以上に、政治や行政、企業を動かす力を持っています。無料で作成できるウェブアンケートのフォームを流し、実際にその課題によって影響を受けている人たちの体験談を募集しましょう。集まった体験談をメディアに取材してもらい、記事にする方法もあります。みんなの声を社会を動かす力に変えていきましょう。 ⑺ 寄付を呼びかける クラウドファンディングや振込など、独自に活動の資金を集めている場合、寄付の案内を進捗投稿で送ることもできます。 ⑻ イベントの案内を送る 計画しているイベントがあれば、告知をぜひ進捗投稿で送りましょう。賛同者の方々と実際に会えるチャンスです。 ⑼ パブリックコメントを書くよう呼びかける 国や自治体が一定の期間を区切って、市民からの声をひろくパブリックコメントとして募集することがあります。たくさんのパブリックコメントが集まれば、意思決定にあたえる影響も大きくなります。 ⑽ 地元の政治家に電話やメールをしてもらうよう呼びかける 地元の有権者の声は、政治家にとっては無視しづらいものです。進捗投稿を使って、地元の政治家や候補者に対して、この課題についてどう思っているのかを直接たずねてもらうよう呼びかけましょう。 ひとつだけ注意点があり、進捗投稿は何回でも投稿できますが、頻繁に通知メールが届くのを避けるため、署名ページへの投稿を知らせるChange.orgからの通知メールは24時間に1回だけとなります。 進捗の投稿は賛同者の方々とコミュニケーションを取り、オンライン署名を大きくするために役立つものです。ぜひ活用しましょう。
Written by Change.org · January 1, 2017 10:20 am -
Change.orgキャンペーンガイド|賛同数は大事。でも、すべてではない
キャンペーン(※)の発信者さんから「変化を起こすにはどれくらいの賛同数を集めたらいいですか?」と尋ねられることがよくあります。賛同数は重要ですが、2万人の賛同を集めたキャンペーンが、1万人が賛同したキャンペーンに比べて2倍の力を持っているかといえば、単純にそう言えるわけではありません。 (※)Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)ではオンラインで署名を集めながら世論喚起を行い、変化を起こそうとする一連のアクションをキャンペーンと呼んでいます。 ここでは「賛同数を増やす」だけでない、キャンペーンをパワーアップさせる方法をご紹介します。 キャンペーンをパワーアップさせる方法 ⑴ 一緒に活動する仲間を増やそう ⑵ メディアの力を借りよう ⑶「賛同してください」以外の頼みごとをする ⑷ なるほどな、と相手に言わせる方法を考えよう ⑴ 一緒に活動する仲間を増やそう キャンペーンはひとりでも立ち上げられますが、盛り上げるのには仲間がいた方がやれることの幅が広がります。オンラインで署名を集めるだけでなく、一緒に活動できる人がいないか探しましょう。 特に、次のことが得意な人たちが仲間に加わると心強いです。 その分野のデータや制度に詳しい専門家:行政文書や法律など、独特の言い回しで書かれているものに苦手意識があれば、それが得意である人を見つけられるとよいでしょう。文献や新聞記事などで名前の出ている専門家にこちらからコンタクトをとるのもよいでしょう。 課題の当事者たち:「だれがどんなことに困っているのか」を具体的に示すエビデンスは、私たちが思っている以上に、政治や行政、企業を動かす力を持っています。キャンペーンに賛同した人たちの中には、その課題の当事者も多いでしょうから、進捗投稿機能を使って一緒に声をあげてくれる当事者を探す方法もあります。 メディアの取材に応じられる人:メディアの取材に応じて自分の経験を話したり、専門的立場から背中を押してくれるコメントを出せたりする仲間がいると、報道された際により多くの人たちの共感や理解を得ることができます。 拡散力を持っている人:SNSの使い方が上手だったり、動画やイラストを作ることができたりする人が加わると、キャンペーンをより多くの人に知らせることができます。 ⑵ メディアの力を借りよう 賛同数が100名程度でも複数のメディアから取材され、大きな影響力を発揮できるキャンペーンは存在します。 「5. メディアに連絡をとる方法 」を参考にして、記者さんへ連絡をとる方法を考えましょう。 個人でキャンペーンを立ち上げた場合など、ひとりで署名の宛先である大臣や市長、ある企業の意見を聞きにいくことが容易ではないときでも、関心をもってくれたメディアが取材の申し込みをして宛先の反応を引き出せることがあります。 ⑶ 「賛同してください」以外の頼みごとをする 「 4. キャンペーンの進捗を使いたおす!」を参考に、賛同者のみなさんに追加のアクションの頼みごとをしてみましょう。キャンペーンを一緒にもりあげる仲間を募集したり、体験談をアンケートフォームで募ったり、特定の日時にいっせいに同じハッシュタグで投稿してもらうことでSNSでのトレンドワード入りを目指したりなど、いろいろな頼みごとの方法があります。 ⑷ 「なるほどな」と相手に言わせる方法を考えよう 署名を提出しにいく宛先が納得し、行動してくれるためにはなにが必要なのか、作戦を練りましょう。 高校生が集まって「学校での性教育を充実させてほしい」と市長に署名を出しに行く際、市長は保護者の意見を知りたいと思っているかもしれません。また性教育について取り組んでいる先進的な他自治体の事例を知れば「なるほどな」と思うかもしれません。相手が関心を持ちそうなことを調べて、説得材料として準備しておくとキャンペーンの成功率は高くなります。 「数は力なり」と言いますが、署名を通じて集まっているのは単なる「数」ではなく、たくさんの個性や強みを持った人たちです。キャンペーンが「数」だけでなく盛り上がれるような作戦を練ってみてください。
Written by Change.org · January 1, 2017 10:15 am -
Change.orgキャンペーンガイド|署名ページの作り方は「いかのおすし」が大事
たくさんの賛同を集め、社会に変化をもたらす署名ページ本文の作り方、文章の書き方はどうしたらよいでしょうか。 実は、賛同が集まりやすいオンライン署名には「いかのおすし」の要素が入っています。「いかのおすし」といえば、警視庁が子どもの防犯のために考案した標語として有名ですが、ここでは次の5つです。 い :今だ!というときに か :感情がこもっていて NO :NO知識の人にもわかる す :ストーリーがあって し :勝算が高い 詳しくみていきましょう! い :今だ!というときに 今このオンライン署名が重要である理由が、他の人たちに伝わりやすいようにタイミングや表現を工夫しましょう。 時事性のあるニュース ニュースをみて、これはひどいなと思うことがあったら、1か月待つよりはその日のうちに立ち上げてしまったほうが伸びるでしょう。 季節性のある内容 学校にエアコンを設置してほしいという署名活動であれば、真冬にたちあげるより、たくさんの人が暑さと闘っている夏に話題がもりあがるよう計画したほうが共感を呼びやすいです。 法律などが見直されるタイミング 「10年に一度の改訂チャンス!学習指導要領にLGBTを入れてほしい」というタイトルと「学習指導要領にLGBTを入れてほしい」というタイトルだったら、前者のほうが、事情をよく知らない他の人たちに、なぜ今行動してもらう必要があるのかが伝わります。 か :感情がこもっていて 変えたいと思っている事柄について説明するだけでなく、なぜあなたが変えたいと思っているのかも署名ページ本文に含めてみましょう。 A大学のB寮は近く取り壊されるとのことですが、意思決定のプロセスには問題があります。当局の7月13日付けの通知によれば・・ からはじまる署名ページの本文よりは 私はA大学のB寮の卒業生です。大正生まれの歴史ある建物や、自分たちで壁画を描いた食堂がもうすぐ壊されると聞いて、なんとか寮を守りたいとこのオンライン署名を立ち上げました の書き出しのほうが、共感を呼びやすいでしょう。 NO :NO知識の人にもわかる 目安としては「中学生が読んでわかるような文章」を心がけるとよいでしょう。オンライン署名を使う強みは、その問題をこれまでまったく知らなかった人にも「こういう問題があるんだ」と情報を広く届けられるところにあります。テレビや新聞では知られていない問題を伝えるのもオンライン署名の力です。せっかく立ち上げるのであれば「内輪にしか伝わらない専門用語」や「わかる人だけわかればいい」という表現ではなく、その分野の知識がまったくない人が読んでもわかるような書き方を心がけましょう。 す :ストーリーがあって あなたがこの問題に関心を持つようになったきっかけがあるなら、そのストーリーも差し支えない範囲で書いてみましょう。 たとえば「車いすでも使いやすいタクシーを増やしてほしい」というだけでなく「車いす利用者である自分が3台連続でタクシーに乗車拒否をされてしまったこと」などを書くと、これまで無関心だった人たちにも背景がよく伝わります。 し :勝算が高い この署名ページに賛同したら本当に変化がおきそうだと思ってもらえるような戦略を考えてみましょう。「プラスチックの使い捨て文化をやめよう」という呼びかけよりは「Aコーヒーは紙ストローを使っているのだから、Bコーヒーも紙ストローに切り替えてください」など、具体的かつ事前にリサーチをおこなったオンライン署名のほうが勝算は高く、他の人たちからも関心を集めやすいです。 Change.org では、だれでも無料で、自由にオンライン署名が立ち上げられます。「いかのおすし」を踏まえて、みなさんもぜひチャレンジしてみてください。
Written by Change.org · January 1, 2017 10:10 am -
Change.orgキャンペーンガイド|オンライン署名の強みを知ろう!
なにかを変えたいと思ったときに、私たちは選挙に行く、ブログを書く、投書をする、NPOを立ち上げる、政治家になる、募金をするなどたくさんの方法をとることができます。この記事では、数ある手段のひとつである「オンライン署名」を使ったキャンペーン(※)が持っている強みについてご紹介します。 (※)Change.org(チェンジ・ドット・オーグ )ではオンラインで署名を集めながら世論喚起を行い、変化を起こそうとする一連のアクションをキャンペーンと呼んでいます。 オンライン署名を使ったキャンペーンの強み 1. 家からでも立ち上げられる 2. お金がかからない 3. 当事者の声が集まりやすい 4. 賛同した人と何度でも連絡がとれる 5. SNSの力を最大限に利用できる 1. 家からでも立ち上げられる インターネット環境さえあれば、Change.org(チェンジ・ドット・オーグ )のオンライン署名を使ったキャンペーンは自宅からでも、通勤電車の中からでも立ち上げることが可能です。拡散するのにも場所を選びません。2020年春現在、新型コロナウイルス感染症のために外出が制限されている方が多いかと思いますが、オンラインでなら声をあげられます! 2. お金がかからない Change.org はだれもが無料でキャンペーンを立ち上げられるオンライン署名サイトです。キャンペーンをはじめるのも、賛同やコメントをするのも全て無料でできます(このような仕組みは、Change.org会員のみなさまの支援で成り立っています。会員プログラムについてはこちらをご覧ください) 3. 当事者の声が集まりやすい 紙の署名を駅前で集めるより、オンラインで集めたほうが難病当事者や保育園に落ちた人、アニメファンといった「その問題に直接影響を受ける人たち(当事者)」の声も集まりやすいですし、SNS経由で当事者から探してもらいやすいです。Change.orgでは賛同の際にコメントも寄せられます。「だれがどんなことに困っているのか」を具体的に示すエビデンスは、私たちが思っている以上に、政治や行政、企業を動かす力を持っています。みんなの声を社会を動かす力に変えていきましょう。 4. 賛同した人と何度でも連絡がとれる 紙に署名してくれた人を3日おきに呼び出して新しいニュースを届けることは不可能ですが、Change.org上のキャンペーンに賛同した人には、進捗投稿の機能をとおして何度も連絡が取れます。うれしいニュースも共有できますし、賛同以外での協力をお願いできます。進捗投稿の活用法については、「署名ページのお知らせ機能を使いたおす!」もご覧ください。 5. SNSの力を最大限に利用できる 「変えたい」と願う人たちの想いが賛同数としてどんどん増えていく様子には、これまで無関心だった人たちを振り向かせる力があります。Change.org上のキャンペーンはSNSで拡散されやすいよう最適化されています。Twitter、Facebook、Instagram、YouTubeなどと組み合わせて、ぜひ大きな話題にしましょう。オンライン署名は、単なる「紙の署名集めのオンラインバージョン」ではありません。特徴を活かした発信の仕方ができると、より効果的に意見を広めることができるはずです。 ぜひ、オンライン署名の特徴を活かしたキャンペーンの進め方をお試しください。なお、紙の署名との併用を考えておられる方はこちらもご参照ください。
Written by Change.org · January 1, 2017 10:05 am -
Change.orgキャンペーンガイド|目次ページ
Change.orgキャンペーンガイドへようこそ! Change.org(チェンジ・ドット・オーグ )を使えば、世界中のどこにいてもオンライン署名を立ち上げ、あなたの想いを発信することができます。このページでは、実際にオンライン署名で変化を起こす方法を学びましょう!※Change.orgではオンラインで署名を集めながら世論喚起を行い、変化を起こそうとする一連のアクションをキャンペーンと呼んでいます 1. オンライン署名の強みを知ろう! オンライン署名は、単なる「紙の署名のオンラインバージョン」ではありません。あまり知られていないものも含め、オンライン署名の強みを5つご紹介します。 さらに詳しく 2.署名ページの作り方は「いかのおすし」が大事 成功する署名ページの本文には「いかのおすし」の要素が入っています。警視庁の防犯スローガンではない方の「いかのおすし」を解説します! さらに詳しく 3. 賛同数は大事。でも、すべてではない 2万人の賛同を集めた署名ページが、1万人が賛同した署名ページに比べて2倍の力を持っているかといえば、単純にそう言えるわけではありません。「賛同数を増やす」だけでない、オンライン署名をパワーアップさせる方法をご紹介します。 さらに詳しく 4. 署名ページの進捗を使いたおす! Change.orgの「進捗投稿」をご利用いただくと、新しい情報がサイトに表示される他に、これまで賛同いただいた方あてに一斉にメールが送信されます。賛同者になんども連絡が取れるのはオンライン署名の最大の強みです。オンライン署名を盛り上げるためのメールマガジンとして使いたおしましょう! さらに詳しく 5. メディアに連絡をとる方法 「変えたい」と願う人たちの想いが賛同数としてどんどん増えていく様子は、メディアからも関心を持ってもらいやすいものです。オンライン署名を立ち上げたら、ぜひメディアにもこの運動を知ってもらえるように、取材を受ける準備をはじめましょう。 さらに詳しく 6. 署名を提出しにいこう 署名ページを立ち上げ、たくさんの賛同を集めたら、いよいよ署名提出の段階です。相手とはどのように連絡を取り、提出の際にはどのようなことに気をつけたら、効果的な話し合いになるでしょうか。提出にあたってのポイントをご紹介します。 さらに詳しく さあ、準備はできましたか?今すぐ始めてみましょう! Change.org 日本チームでは、初めて署名を立ち上げる方や、一人で戦略を立てたりアドバイスを必要としていたりする方のために、「息長く活動を続けるためのヒント 〜レジリエンスシリーズ〜」を紹介しています。レジリエンスシリーズの記事一覧は、こちらのnote記事(外部ページ)をご覧ください。
Written by Change.org · January 1, 2017 10:00 am