9月の終わりに突然衆議院の解散が発表され、2週間というとても短い期間で選挙活動が行われている今。みなさんは、投票先は考えていますか? 与党は「国難突破解散」として、北朝鮮などからの安全保障上の脅威への対応や、少子高齢化という国内の課題を解決するため消費税の使い道を変えることを国民に問いたいと選挙戦を開始しました。 報道では連日、政党間の駆け引きや各候補者の苦労話といったストーリーが流されています。 しかしそんな「上から決められた」争点や街頭演説の一部分だけでなく、自分が重要だと感じる個々の政策や社会課題への取り組みが知りたくはありませんか? 一人一人が声をあげて社会を変えることを目指すChange.orgは、私たち一人一人知りたいと思うポイントも「選挙の争点」として、候補者のみなさんに考えてもらうことが重要ではないかと思います。 そんな中、Change.orgで子育てに関するキャンペーンを立ち上げている2つのグループのみなさんがタッグを組んで、子育て関連の政策について有権者と候補者のみなさんに直接アンケートをとるキャンペーンを展開しています。 キャンペーン発信中の有志が集まり政策アンケートを展開 http://hoikuen-hairitai.com/questionnaire/ #子育て政策聞いてみたのハッシュタグで発信しています。 このアンケートは赤ちゃんの液体ミルクを日本でも解禁してほしいというキャンペーンを実施している末永さんと、希望する誰もが保育園に入れる社会になってほしいとキャンペーンを実施している「希望するみんなが保育園に入れる社会をめざす会」のみなさんが協力して作成しました。 ツイッターでメンションしたり、街頭演説している候補者に直接質問したりしながら、候補者たちに考え方を聞いています。 有権者向けのアンケートもあるため、有権者と候補者の意識の違いも浮き彫りになりつつあります。 またこのグループで、各政党のマニフェスト比較座談会も行い、その様子が市民メディアの8bitnewsとGARDEN Journalismでも取り上げられました。 【衆院選2017】 #子育て政策聞いてみた ママパパたちが各党公約比較で気がついた「穴」- 8bitnews 【衆院選2017】 #子育て政策聞いてみた ママパパたちが各党公約比較で気がついた「穴」- Garden Journalism みなさんは、自分なりの「選挙の争点」みつかっていますか? このアンケートや座談会も参考に、ぜひ自分の大切にしている課題を軸にした候補者選び、考えてみてください。 なおアンケートの結果は、以下のページで19日〜20日の夜にかけて、段階的に発表されていくそうです。 http://hoikuen-hairitai.com/ https://twitter.com/hoikuenhairitai https://www.facebook.com/hoikuenhairitai/ トップ画像提供:GARDEN Journalism
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選挙の争点は自分で決める|Change.orgの発信者たちが有権者&候補者にアンケートを実施
Written by Change.org · October 19, 2017 12:07 pm -
【体験レポ】31歳の学生はウザいという言葉に疑問を感じたので、Changeキャンペーンページを立ててみた
Change.orgで署名キャンペーンを立ち上げる時って、実際どんな風なんだろう? そんな疑問にお応えするため、今回はゲストの方にキャンペーンを始めるまでの体験レポートをまとめていただきました! こんにちは。Change.orgのことを、数年前に知って以来、何度か賛同をしている松澤亜美と申します。 今日は、そんな私が初めてキャンペーンを作ってみました。 Changeでいうキャンペーンとは、求める社会の変化を明確にし、署名を集める土台を作ることです。 きっと世の中にも、きっかけこそなかったけれど、社会をよくしたい、と願う人は多くいるはずです。今回は実録という形で、私が悩みながらキャンペーンを作り、Change広報の武村若葉さんにフィードバックをいただくまでを書いてみました。 何を変えたいと思う?なんのトピックでキャンペーンを立てるか決めよう 「世の中がもっと良くなったらいいのに」と思うことはいっぱいありますが、特に教育については気になります。教育学部出身で教員の友人も多く、世の中の根本は教育でできているという考えが染み付いているのです。 先日、最近Twitterでまとめられていた、こんなつぶやきが目に留まりました。 “電車内での女子大生の会話が悲しい。どうやら同級生に31歳の学生がいるらしい。「何で30過ぎて来んの?ほんまうざい」「おはよ~とか言ってきて、めっちゃうざい。絡むなよ」要約するとそんな感じ。18~22歳前後の人間しか受け入れられないのかな。人それぞれ色々なペースで人生送ってるのに。”—トゥギャッター 私もその場で会話を聞いたら悲しくなります。きっと、その女子大学生にとっては大学は18歳〜22歳前後で行くのが当たり前。他にあまりいないから、受け付けたくないのでしょう。 高校生や大学生の時にホームステイしていたオーストラリアやハワイでは、ホストマザーが「この子は今年あまり勉強できなかったから、ダブらせたの」といったことが堂々と言えるくらい、学年という基準があまり大事ではないと、私は感じました。年功序列の考え方が強い日本では年齢が大事なのもわかるけれどけれど、大学は学びに行く場所なので、何歳になっても学んでいいということを当たり前にしたい。 怒りや悲しみの原体験というほど強い動機ではないけれど、この意識を変えたら、何歳でも学び出せる、年齢に捉われない良い世の中になるはずです。 わたしは仕事でもプライベートでも海外に行くことが多いのですが、日本人ほど年齢に囚われている国は他にないと感じます。仕事にしても、恋愛にしても、何歳でもスタートできるんです。そこに他人の目線は関係ないはず。 私は30歳になって以降「こういうチャレンジは控えたほうがいいかな」と思うこともありますが、いつも年齢はただの数字、と捉えるようにしていますし、そういう世の中になってほしいなと思っています。そのほうが、「世間がこうだからこうしたほうがいい」という理由ではなく、「自分がしたいから」という意図から行動する人が増え、何歳になっても学びたければ学校に言っていいはず。 その行動に適切な時期というのは人によって違うはずで、世間の通念によって決まるわけではないと思っているのです。 今回はこれでキャンペーンを立ててみることにしました。 キャンペーンを立ててみる 早速、「キャンペーン開始!」をクリック。 STEP 1 キャンペーンのタイトルを決める キャンペーンのタイトルを入力してください、という指示に早速つまずきました。 「宛先となるデシジョンメーカー」って誰だろう?何をしてほしい? 31歳の大学生が大学に行くのが当たり前な世の中にするには、何が変わればいいんだろう? 例えば、こんなことが思いつきました。 大学に年齢は関係ないということを大学が学生に周知すればいいのかな?その場合宛先は大学のどこなんだろう。 または、義務教育で年齢主義から課程主義(単位制)に変更すべき。とすると、宛先は文部科学省かな。 それとも、20代後半以外の年齢の大学生を繋げるコミュニティを作って動き出せばいいのかな。その場合、相手は大学生?でも、きっとそれは変わってくださいというものじゃないから、Changeを使う必要はないなあ。 もともと就職が新卒22-23歳であるべき、という一般通念があるから大学生が30代だとおかしいと思うのかな。大学は就職するためのツール、か。だとすると、企業か。いや、企業をまとめる経団連か。 このように、私のようにふわっとした理想に対して、解決法は無数、無限にあります。 なので、選ぶ軸をまず決めてみる事にしました。 私の場合は、 デシジョンメーカーがはっきりしていそう 社会的な影響力範囲が大きそう を基準に選ぶことにしました。 すぐできるものだったら1か3。でも、せっかくChangeを使うなら、社会を変えるようなインパクトのあるものを選んだほうがいいのではないか、と思ったのです。 2か4か。正直、どちらもあまり変わらなそうです。でも、毎年新卒の就職活動に関して指針を出していてそれがニュースになっている経団連を宛先とすることにしました。1年に1回、変化する可能性があるというのがいいなと思ったから。 次に、宛先(デシジョンメーカー)がとってほしいアクションを決める。 何を指針に盛り込めば、社会通念や、電車の中で話していた女子大生の意識が変わるだろう。 一旦考えてみて、「採用時の年齢を気にしない」ことかな! ということで、今回のアクションは「採用時に年齢を聞く風習をやめるように指針に組み込んでください」にしました。 STEP 2 宛先=意思決定者を決める これはさっき決めたので、経団連と書きます。 なるべく詳細に書くといいと書いてありますが、経団連の中の誰が毎年の指針内容を決めているかはウェブサイトを調べてもわかりませんでした。 STEP 3 キャンペーンで扱う問題を詳しく説明 キャンペーンで扱う内容。このように書きました。 31歳で学生になった大学生に対して、電車の中でクラスの女子大生が陰口を叩いていたことがtwitterで話題になりました。 大学とは基本的に学びに行くための場所ですが、そうではなく、就職するためのツール・コースになってしまっている現実があります。 就職の時に「新卒の年齢である」ことが重視されない世界になっていれば、大学はそのために行く場所ではなく、本来の「学びに行く場所」になるはずです。 年齢や肌の色、宗教などではなく、経験や素質がその仕事にあうべきかどうかで選ぶ採用基準になるべきです。 経団連さん、「採用選考に関する指針」に、年齢記入を禁じる項目を入れてください。 […]
Written by Change.org · September 29, 2017 4:47 pm -
ITmediaねとらぼのネット署名の力を分析する記事でChange.orgが取り上げられました
ニュースサイトのITmediaねとらぼで、オンライン署名の影響力を考察する記事としてChange.orgを取り上げました。 Change.orgってどんなサイト?ネット署名って意味あるの?そんな疑問を持っている方、ぜひ読んでみてください。 成功事例の分析や、オンラインと紙の署名の役割の違いなど、詳しく説明していますので、これから何かアクションを取ってみたい、と考えている方にも参考にしていただけると思います。 http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1612/08/news143.html
Written by Change.org · December 19, 2016 11:03 am -
現代ビジネス第4回は、大学の休学費を減額することに成功した大学生と、それを見て立ち上がった別の大学生のお話
社会を変えるためにアクションしている人にインタビューして、思いや経験を紹介する現代ビジネスの連載。
第4回は、なんと大学生で成功を勝ち取ったキャンペーンのご紹介です!
Written by Change.org · December 5, 2014 8:00 am -
現代ビジネス連載第3回は、オリンピック会場計画を変えた主婦のお話
社会を変えるためにアクションしている人にインタビューして、思いや経験を紹介する現代ビジネスの連載。
第3回目は、「普通の主婦」とご自分を呼ぶ女性が、オリンピック会場候補地になった葛西臨海公園を守るために立ちあがったキャンペーンの経緯をご紹介しています。
Written by Change.org · December 3, 2014 8:00 am -
現代ビジネス連載 第2回は「芸術家逮捕」にスピーディーに立ち上がった男性のお話
現代ビジネスで発信者の方へのインタビューを掲載しています
Written by Change.org · December 1, 2014 8:00 am -
現代ビジネスで、社会を変えるためのアクションをテーマにした連載が開始!
現代ビジネスで、社会を変えるには、声を上げるには、をテーマとした連載が始まりました!
Change.orgではキャンペーンという、社会を変えようとする私たちにまだまだ馴染みのない手法を活用するアドバイスをしています。
Written by Change.org · September 17, 2014 8:00 am -
Change.org日本版 50万人突破
Change.org日本版は、この夏、ついにユーザー数50万人を突破しました!
Change.org日本版は2012年夏に始まり、この夏でまる2年を迎えます。この節目に、これだけ多くの方にご利用いいただき、改めて感謝と希望の気持ちでいっぱいです。Written by Change.org · August 11, 2014 2:33 am -
日本のPeople powerを応援!Change.orgハリス鈴木絵美ハフポブログ始めます
個人の声を広げるというコンセプトで人気を集めるハフィントンポストで、ハリス鈴木絵美がブログを始めることになりました!
Written by Change.org · June 30, 2014 9:00 am -
署名で終わりにしない、私たち一人一人にできること。
昨日、都議会ヤジ問題に対する署名キャンペーンの発信者・賛同者有志によって、問題の根本は何か、そして解決に向けて私たち一人一人ができることは何か、考えるワークショップが緊急開催されました。
Written by Change.org · June 27, 2014 5:00 am