キャンペーンガイド

Change.orgキャンペーンガイド|メディアに連絡をとる方法

「変えたい」と願う人たちの想いが賛同数としてどんどん増えていく様子は、メディアからも関心を持ってもらいやすいものです。キャンペーン(※)を立ち上げたら、ぜひメディアにもこの運動を知ってもらえるように、取材を受ける準備をはじめましょう。

※Change.org(チェンジ・ドット・オーグ )ではオンラインで署名を集めながら世論喚起を行い、変化を起こそうとする一連のアクションをキャンペーンと呼んでいます。


メディアに連絡をとる方法

1 提出の際にはメディアに連絡しよう
2 どんな記事を書いてほしいか考える
3 メディアの連絡先をさがす
4 取材依頼文を書いてみる
5 記事がでたら進捗で共有しよう


1 提出の際にはメディアに連絡しよう

たくさんの人の想いが詰まった署名簿をいよいよ提出にいく段階になったら、ぜひメディアにも連絡をして取材してもらいましょう。賛同数が数百通程度でも記事になることはあります。
個人や小さなグループが国や自治体、企業などの大組織を相手に要望をする際にも、メディアがそのことを報じてくれれば提出を受け取る側にとっては「きちんと検討しなくてはいけない」というプレッシャーが生じます。

2 どんな記事を書いてほしいか考える

実名ではなく仮名を使いたい、メンバーのうち二人がテレビにも出演OKなのでその人たちを中心に撮影してほしいなど、プライバシー保護のために伝えたいことがあれば、事前に伝えることができます。これまで新聞やテレビで報じられなかった当事者の声にぜひ焦点をあててほしい、などの希望がある場合には、キャンペーンによせられたコメントを整理して、メディアが紹介しやすいように資料などにまとめて準備しておくのもよいでしょう。「 第5回 キャンペーンの進捗を使いたおす!」でご紹介したように
進捗投稿にアンケートフォームを流し、体験談を集めてみる方法もあります。

3 メディアの連絡先をさがす

その課題について、これまで熱心に扱っているメディアはありますか?「以前読んだ記事が素晴らしかったので、担当した記者さんに私たちのキャンペーンについてもぜひ取り上げてほしい」など新聞社などに電話して要望を伝える方法もあります。新聞やウェブの記事によっては冒頭段落や記事末尾に担当記者の名前が記載されている場合もあるので、その人宛に連絡を取ってみるのも一つの手段です。今は記者個人や編集部全体がSNSアカウントを持って読者とコミュニケーションを取っている場合もあるので、「媒体名+記者名」(XX新聞+名前)や「媒体名+部署」(XX新聞社会部)などでインターネット検索をしてみて連絡先を探すという手もあります。

地域の話題に関するキャンペーンの場合には、市役所や県庁などの代表電話にかけて「広報・公聴を通じて記者クラブあてに取材依頼の連絡をしたい」と問い合わせをすると、記者クラブ所属のメディア各社に取材依頼文を配布することができるはずです。FAXで取材依頼文を送ってくださいと言われた場合、コンビニ等から送ることもできます。

4 取材依頼文を書いてみる

A4で1〜2枚程度のこちらのような取材依頼文を作成しましょう。提出の日時や場所だけでなく、発信者がどのような人物・団体で、なぜこの活動をしているのかも簡単に紹介しておくと良いでしょう。「2 どんな記事を書いてほしいか考える」に沿って、プライバシーに関する配慮事項や、当事者の手記のコピーを当日は配布する予定であることなども必要に応じて盛り込みます。

手渡しの場面にメディアが立ち会えない場合でも、提出の前後にそれぞれメディアの人たちとやりとりできる時間を設け、提出の意気込みや、提出した際の感触についてなどを話せるようにするとよいでしょう{提出先の建物の敷地内、あるいは敷地の近くで取材を受けていても大丈夫な場所があるか、あらかじめ確認しましょう)。

5 進捗で共有しよう

活動の様子が記事になったら、ぜひキャンペーンの進捗投稿で賛同者のみなさんと共有しましょう。オンライン記事の場合は記事のURLを載せるのも忘れずに。SNSで拡散され、たくさん記事が読まれるようになれば、その記事をきっかけに、他社メディアからも取材の問い合わせがくるかもしれません。

なお、提出にあたっては、賛同数を記載したこちらのようなボードをA3以上のサイズで作成して持っていくと、映像や写真にもインパクトが出ます。提出の相手先とのやりとりのコツは「6. 署名を提出に行こう」をご覧ください。

Written by
Change.org
January 1, 2017 10:25 am