禁固刑20年の判決を下されたカンボジアのラジオ局ディレクターで著名な人権活動家、モン・ソナンドさんの釈放を求め、カンボジア人権センターが政府に対してキャンペーンを開始。322人の賛同の影響もあり、3月15日ついにソナンドさんが刑務所から釈放されました！

https://www.change.org/petitions/cambodian-government-overturn-flagrant-injustice-and-set-71-year-old-human-rights-defender-free-3

2012年10月1日、同年5月にクラチエ州で起こった分離独立運動を扇動したとして、プノンペン刑事裁判所はソナンドさんに有罪を宣告。71歳の彼にとって20年の禁固刑は死刑を求刑されたといっても過言ではありません。 しかし、実際5月にクラチエ州で起こったのは「分離独立運動」と呼ぶには程遠い、自分たちの土地を守るため立ち上がった住民の抗議運動であり、当時ソナンドさんは国外にいました。

カンボジア人権センターは、ソナンドさんに対する証拠は不十分で、ソナンドさんの逮捕は彼のラジオ局で放送された政府批判に関係しているとみて、表現の自由に対する挑戦であるこの判決を強く非難していました。