注目のキャンペーン

風疹症候群で娘さんを亡くされた母親による風疹予防接種の完全無料化を求める署名キャンペーンに 医師やNPO、企業の立場からも支援コメント多数

4月8日よりオンライン署名プラットフォームのChange.org(チェンジ・ドット・オーグ)において風疹予防接種の完全無料化を求めるキャンペーンが開始されましたが、このキャンペーンに、5日間で1800名以上の方から賛同の署名が集まりました。さらに病児保育を推進するNPOフローレンス代表の駒崎氏を始め、医師の皆様や企業の立場からも賛同のコメントが寄せられ、母子を守りたいという思いに各界から注目が集まっています。

■本キャンペーンについて
本件は、12年前に先天性風疹症候群の娘さんを看取った可兒佳代(かにかよ)さんが、風疹が大流行している今回の状況を受け、二度と同じような親子を出したくないとの思いから、ワクチンの無料化や風疹予防ポスターの配布などを各自治体や大手企業に求めるため始められた署名キャンペーンです。

http://www.change.org/fushin
※ 賛同数など最新の情報がご覧頂けます。

■賛同者から寄せられたコメントの一部(http://www.change.org/fushin から引用)
駒崎弘樹(フローレンス)「カニママさんの訴えは切に胸に響きました。風疹予防への呼びかけ、微力ながら協力致したいと思います。」
楠 正憲 – 「ヤフーは社員全員を対象に、風疹の予防接種の費用を補助しています。こうした動きが他の企業や自治体に広がると嬉しいですね。」
原田 正平(医師) – 「もう二度とこのような悲劇を起こさせないために。」
小島 俊行(医師) – 「病院で活動しています。賛同致します。」
中島 勝 – 「私も風疹症候群(白内障)で生まれました。母は不顕性感染だったようです。同じ思いをする人をなくしたいという想いは同じです。」
uzawa kiiko – 「障碍児の学級担任を25年勤めた者です。日本の社会は大変遅れていて傷害を持って生まれると親子して一生苦しまねばなりません。障害を持って生まれる子をなんとしても防ぎたいです。予防接種で防げるという方法が有るならこれを有効に使いましょう。無料に男女全員、接種義務化にしたら良いと思います。」
若生 直浩 – 「予防接種したのに、20代で感染しました。複数回の予防接種で、しっかり守っていきたいものです」

■発信者の可兒佳代(かにかよ)さんについて
岐阜市に住む可兒佳代さんは、30年前に風疹症候群の妙子さんを授かり、12年前に看取りました。彼女が亡くなったことをきっかけに、長年「カニママ」名義で風疹予防の啓発活動をしてきました。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~kani1120/index2.htm
今年、風疹が大流行していることを受け、可兒さんは一人でも多くの子どもを救いたいと考え、Change.orgで署名キャンペーンをはじめました。
「いま、娘にお母さん宿題が終わってないよ、と言われている様な気がします」、「もっともっと、妙子と一緒にいたかった。私のような想いを誰にもして欲しくありません」と可兒さんは話しています。

■社会的背景
今年、国内で報告された風疹患者は3月27日時点で2418人に上り、去年の24倍近くにも及びます。風疹のピークは春から夏であるため、今後、さらなる感染拡大が懸念されています。
妊娠中の女性が風疹に罹患すると、胎児に重い障害が生じます。妊娠初期に罹ると障害が幾つも重なるため、特に「風疹症候群」(CRS)と呼ばれています。
予防接種は有料で、6000円から1万円程度が自己負担となります。そのため、千代田区など一部の自治体は費用を無料にし、東京都も助成を開始しました。大手IT企業の「ヤフー」も、全社員を対象に費用を補助すると発表しています。

■Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)とは
Change.org(本社:米国 CEO:ベン・ラトレイ)は「変えたい」気持ちを形にする、ソーシャルプラットフォームです。現在は、オンライン署名サービスを提供することでユーザーの「変えたい」という気持ちを形にするお手伝いをしています。
2007年にサイトが開始され、2013年現在、196カ国に住む2,500万人以上のユーザーがChange.orgを使って思いをとどけ、社会を改善しています。
日本語版URL: http://www.change.org/ja

Written by
Change.org
4月 15, 2013 2:32 am